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3つの仕切り戸開放 小諸市動物園 ライオン飼育2人態勢に

小諸市動物園のライオン舎屋外展示場。事故時、通路につながる引き戸(奥左)が開き、寝室につながる扉(奥右)も半開きだった=27日小諸市動物園のライオン舎屋外展示場。事故時、通路につながる引き戸(奥左)が開き、寝室につながる扉(奥右)も半開きだった=27日
 小諸市動物園(懐古園内)のライオン舎で26日に飼育員の大井沙耶香(さやか)さん(22)=小諸市大久保=が雌ライオンのナナ(15歳)にかまれて重傷を負った事故で市は27日、調査の中間結果や対策方針を明らかにした。市は、再発防止のため27日から、ライオンの飼育を従来の1人から2人態勢にした。

 市によると、ライオン舎の寝室と屋外展示場、飼育員用の通路を仕切る三つの戸は作業ルール上、同時に複数開けてはならない。だが、事故当時はいずれも開いており、事故原因になったとみられている。

 市懐古園事務所によると、ライオン舎には紙のチェック表が備えてあり、飼育員は舎内で作業後に記入し、全ての戸を施錠したか確認していた。市経済部は、担当飼育員2人が一緒に記入することで「より確実にチェックできる」としている。

 市は開いていた三つの戸に故障などは見られないとした。治療中の大井さんは「話ができる状態でない」とし、Cの戸について「大井さんが開けた可能性が高い」とみるが、掃除用具は通路の収納場所にあったという。

 小諸署も事故の原因を調べている。

(2月28日)

長野県のニュース(2月28日)