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犬の散歩できる公園、増加へ 飼い主マナー向上にも力 長野市

 長野市は、犬の散歩ができる公園を増やす方針を固めた。市街地を東西に流れる犀川を挟んで、南北にそれぞれ2公園程度を増やす。マナー向上に向けた講習会を開くほか、ドッグランも試験的に導入する。2016年度のまちづくりアンケートの結果から、市民の理解が得られたと判断。具体的な場所は、庁内で候補を検討し、地元地区や住民自治協議会、愛犬者の団体などと話し合いながら決める。

 市営公園では現在、市条例により、長野運動公園(吉田)、犀川第二緑地(川合新田)、八幡原史跡公園(小島田町)、真田公園(松代町松代)の4公園の指定区域に限り、ペットの立ち入りが認められている=地図。市公園緑地課によると、新たに選ぶ公園は、地域的なバランスをはじめ、公園内で散歩できる区域と散歩ができない区域を分けられることや、駐車場の有無などを基準に選ぶ。3月中に候補を絞り、4月以降に各団体と協議していく。

 これに合わせ、17年度から市保健所内に設ける動物愛護センターや地元地区と連携し、公園内で犬のしつけなどの講習会を企画し、飼い主のマナー向上を図る。綱を外して自由に犬を遊ばせられる「ドッグラン」についても、17年度中に1公園で試験的に設ける予定だ。

 市はこれらの方針について、有識者らでつくる「市緑を豊かにする委員会」にこのほど説明し、了承された。

 16年度まちづくりアンケートでは、犬の散歩ができる公園について「増やすべきだ」と答えた人が38・5%に上った。過去のアンケートと比べて、初めて「現状のままでよい」を上回った。飼い主のマナーについても、「良い」「どちらかといえば良い」といった肯定的な意見が48・3%に及び、「悪い」「どちらかといえば悪い」といった意見(26・4%)よりも多かった。直近で同じ質問をした11年度は否定的な意見が5割を超えていた。こうしたことから市は、犬の散歩ができる公園を増やせないか検討していた。

(2月28日)

長野県のニュース(2月28日)