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組合長ら参考人招致へ 大北森林組合事件で県会委

 大北森林組合(大町市)の補助金不正受給事件で、県会農政林務委員会(清沢英男委員長)が組合の西沢清組合長らを3月10日に参考人として呼ぶ方向で調整していることが28日、分かった。組合から新たな補助金返還計画と事業経営計画が県に提出されたのを受け、返還の実現性などについて聴くとみられる。

 一連の事件で、農政林務委は昨年10月にも西沢組合長と割田俊明専務理事を参考人として招致しており、2回目となる。今回も両氏を呼ぶ方向で調整。割田専務理事は28日の取材に対し「話を聞いていないので、現時点ではコメントはできない」とした。

 組合は1月、不正受給した国や県の森林整備事業の補助金など約10億3900万円を2017年度から33年間かけて返還する新たな計画を県に提出。新規事業に取り組んで収益増を目指すとし、昨年5月にまとめた当初計画の返還期間(50年間)から短縮した。農政林務委が昨年10月に参考人招致をした際は計画の見直し中で、西沢組合長は早期返還に努める姿勢を示しつつ、完済時期は示さなかった。

(3月1日)

長野県のニュース(3月1日)