長野県のニュース

小結御嶽海 躍進の春へ 稽古再開

出羽鳳の胸を押し精力的に稽古する御嶽海(左)=28日、堺市の出羽海部屋宿舎出羽鳳の胸を押し精力的に稽古する御嶽海(左)=28日、堺市の出羽海部屋宿舎
 大相撲東小結の御嶽海(本名・大道久司、木曽郡上松町出身、出羽海部屋)が28日、堺市内の宿舎で春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けた稽古を再開した。2場所ぶりに三役に復帰し、目標は三役で初の勝ち越し。2横綱2大関を破った1月の初場所に続く躍進を目指し調整を進める。

 初場所を11勝4敗で終えた御嶽海は2月中、都内で行われた春日野部屋との連合稽古で、巨漢の幕内碧山と1日15番を計12日間取った。故障はなく、稽古再開となったこの日は体重約200キロの三段目出羽ノ城に胸を出した後、元十両の幕下出羽鳳の胸を15分間にわたって繰り返し押した。

 四股、すり足の基本動作の間を含め、目立ったのはよく出る汗。朝晩は零度近くまで冷え込む大阪で、「酒が残っていれば、体を動かしても汗をかきにくい」と考え、前夜は稽古に備えて酒を控えたという。

 師匠の出羽海親方(元幕内小城乃花)から、出稽古を2日に始める予定も伝えられた。「初場所は下半身を中心に体がよく動き、前に出る相撲につながった。(持ち味の)押す相撲も忘れなかった」。その感覚を頭に置きつつ、迎える15日間に向けて仕上げていく。

 春場所で初場所と同等以上の好成績を挙げれば、5月の夏場所は大関とりの場所となる可能性があるが、「考えていない。白星を重ねられれば、結果はおのずとついてくる」。気負わず、やるべきことに集中する。

 大阪での春場所は、幕下付け出しで初土俵を踏んだ2年前に6勝1敗、昨年は幕内で初の2桁勝利(10勝5敗)と相性が良い。「巡業のない2月に部屋でしっかり稽古してから迎えられるし、初土俵の場所だから挑戦者の気持ちを思い出させてくれる」と話した。

(3月1日)

長野県のニュース(3月1日)