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会社説明会解禁、短期就活スタート 松本で学生500人参加

企業のブースを回って説明を聞く学生たち=1日午前11時44分、松本市の信州大松本キャンパス企業のブースを回って説明を聞く学生たち=1日午前11時44分、松本市の信州大松本キャンパス
 2018年春に卒業予定の大学3年生らの採用に向けた主要企業の会社説明会が1日解禁され、大学生の就職活動は本番を迎えた。経団連が加盟企業向けに決めた採用日程は昨年と同じで、面接などの選考活動の解禁は6月1日。学生の準備期間が3カ月の短期決戦となる。

 人手不足を背景に企業の採用意欲は依然として高く、学生優位の売り手市場が続いている。正式な内定の解禁は10月1日。

 この日は全国各地の大学や大型施設などで説明会が開催された。信州大(本部・松本市)のキャリア教育・サポートセンターも、松本キャンパス(同市)で信大生対象の合同企業説明会「就活キックオフ」を開き、午前中はスーツに身を包んだ学生500人近くが訪れた。県内外の80の企業や官公庁がブースを構え、学生たちは採用担当者らの説明に熱心に耳を傾けていた。

 民間企業への就職を希望する教育学部3年の藤田憩(いこい)さん(23)=長野市=は「あまり興味がない業種も含めていろいろと話を聞いてみたい」と参加。周囲には教員志望の学生が多いため、就活についての情報が少なく、不安もあるという。学生の売り手市場とされるが、「まずは自分自身が社会に出て何ができるのかを明確にしなければいけないと思う」と気を引き締めていた。

 県内のサービス業の会社の採用担当者は「昨年は、多くの学生が3月の時点で既に業種を絞っていて、最初から相手にしてもらえなかった」と振り返る。今年は1、2月にインターンシップ(就業体験)も実施してPR活動に取り組んできたという。「(学生に)候補に入れてもらう必要がある。ブースに来てくれた学生をいかに逃がさないかが大事」と話していた。

(3月1日)

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