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再編統合の須坂商と須坂園芸、2高校で閉校式 

須坂商の卒業式で校歌を体育館に響かせる卒業生たち須坂商の卒業式で校歌を体育館に響かせる卒業生たち 須坂園芸の閉校式で校歌を歌う卒業生たち須坂園芸の閉校式で校歌を歌う卒業生たち
 須坂市の須坂商業高校と須坂園芸高校が須坂創成高校に再編統合されたのに伴い、須坂商、須坂園芸の最後の卒業式と閉校式が4日、それぞれ開かれた。卒業生たちは後輩たちが伝統を引き継いでいくことを願い、須坂創成の在校生たちも須坂商、須坂園芸の歴史を受け継ぎ学校づくりを進めていく思いを新たにしていた。

 午前中の須坂商の卒業式には卒業生108人が出席した。在校生を代表し須坂創成2年の金児亮祐さん(17)が「伝統を守り受け継いでいく」とあいさつ。3年の酒井里花さん(18)は「須坂商最後の卒業生として恥ずかしくない人生を歩みたい」と述べた。

 卒業式と閉校式終了後、正門近くで、同窓会が建てた記念碑の除幕式も開かれた。同窓会長の荒井清治さん(72)は「時代は変わっても記念碑で須商は永遠に残り、語り継がれていくと信じている」と語った。

 午後の須坂園芸の卒業式には卒業生151人が出席。須坂創成2年の柴田大志さん(17)は「先輩方から教えてもらったことを忘れず、よりよい学校をつくっていく」と送辞を述べた。3年の菅沼祐希さん(18)は「在校生一人一人が良いと思う学校づくりをしてほしい」とした。

 卒業式会場には、フラワーデザインコースの3年生有志が生けた花が飾られた。3年の内堀綾音さん(18)は「花を大切にする気持ちは須坂創成になっても大切にし続けてほしい」と願っていた。

 須坂園芸は1912(明治45)年、須坂商は26(大正15)年にそれぞれ開校し、卒業生はこの春卒業の生徒も含め、須坂園芸は1万4千人余、須坂商は1万1千人余。今年10月末に須園キャンパス(須坂園芸)で管理・商業棟が完成した後、須坂創成の全生徒が同キャンパスで学ぶ予定だ。

(3月5日)

長野県のニュース(3月5日)