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全員死亡 家族ら悲痛 搬送の病院 包む無念

救助者をヘリコプター(手前)から救急車へと移す救助隊員ら=6日午前9時27分、松本市の県営松本空港救助者をヘリコプター(手前)から救急車へと移す救助隊員ら=6日午前9時27分、松本市の県営松本空港
 3人が死亡、6人の安否が不明となっていた県消防防災ヘリコプター「アルプス」の墜落事故。一夜明けた6日、現場に残されていた6人はいずれも機内から発見され、松本市内の病院に次々と搬送されたが、全員の死亡が確認された。病院には家族や、搭乗者を県に派遣していた県内各地の消防の関係者が詰め掛け、悲しみに包まれた。

 松本市内の病院には午前9時半前、搭乗者を乗せたこの日最初の県警ヘリが到着。病院に居合わせた人によると、搭乗者の家族とみられる女性2人が消防関係者に付き添われ院内に入り、1人は泣きながら口元をハンカチで押さえていたという。

 病院にはその後、県警ヘリが1度、岐阜県の防災ヘリが2度到着。さらに、いったん現場からヘリで県営松本空港(松本市)に運ばれ、救急車で病院に搬送された人もいた。午前11時半ごろまでに6人全員が病院に収容された。病院関係者によると、家族らの中には、搭乗者と対面し、その場に泣き崩れる人もいたという。

 一方、松本空港の県消防防災航空センターには午前7時45分ごろ、中島恵理副知事が車で到着。センターからは時折、搭乗者の家族とみられる人が乗った車が、別の車に先導されて病院などに向かった。

(3月6日)

長野県のニュース(3月6日)