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機体、尾根の林に接触か 県防災ヘリ墜落

谷筋にある墜落現場から100メートルほど登った尾根周辺に落ちていた機体の破片=6日午前11時27分谷筋にある墜落現場から100メートルほど登った尾根周辺に落ちていた機体の破片=6日午前11時27分
 松本市、岡谷市などにまたがる鉢伏山(はちぶせやま)(1928・5メートル)付近の山中で男性9人が搭乗する県消防防災ヘリコプター「アルプス」が墜落した事故で、墜落現場の谷筋から北西に100メートルほど上部に当たる尾根筋のカラマツ林に、機体が接触したとみられる痕跡が残っていることが6日、信濃毎日新聞の取材で分かった。事故原因を調べている県警もこの痕跡を把握。機体が何らかの理由で尾根筋付近で降下しカラマツ林と接触、その後墜落した可能性があるとみて調べている。

 機体が接触したとみられる痕は、鉢伏山と、鉢伏山の山麓にある扉温泉の登山口を結ぶ登山ルートの尾根筋(標高約1800メートル)にある。周辺では少なくとも十数本のカラマツの先端部分が一様に切り取られたように失われており、ヘリのメーンローター(主回転翼)などと接触した可能性がある。

 地上には、カラマツの幹や枝が散乱しており、機体の一部とみられる複数の破片が周囲に散らばっていた。

 痕跡から墜落現場までを直線で結んだ斜面の木々には、機体が接触したとみられる明らかな痕跡は見られなかった。

(3月7日)

長野県のニュース(3月7日)