長野県のニュース

離陸から墜落まで 乗員、映像を撮影

 県警と消防、自衛隊などが6日午前までに機内から発見し死亡を確認した9人の身元は、同日午後までに全員判明した。ヘリと乗員が所属する県消防防災航空センター(松本市)と県消防課などは同日、乗員の1人が離陸から墜落までの映像を撮影していたと発表。録画時間は30分に満たないとし、墜落は離陸後、鉢伏山の北西にある前鉢伏山周辺で予定していた山岳救助訓練の前に起きたとの見方を示した。

 同センターなどは記者会見で、墜落したヘリの後部右側に乗っていた1人がヘルメットに付けたカメラで映像を撮影していたと説明。「機内の様子や機外の風景が写っていた。事故の瞬間は衝撃があり、映像が乱れていた」とした。映像は県警に提出した。

 一方、国土交通省運輸安全委員会の航空事故調査官は6日、同センターを訪れた。取材に対し、7日午前から現場に入り、機体の状態などを調べるとした。

 県警は6日、墜落現場を松本市入山辺の標高1700メートル地点と特定。7日も早朝から現場に向かい、鑑識活動などを行う。

 県によると、ヘリは5日午後1時半すぎに離陸。直後の交信以降連絡が途絶え、午後3時すぎ、墜落しているのが見つかった。

(3月7日)

長野県のニュース(3月7日)