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スパイラル存廃 長野市議会特別委で「継続」「休止」双方の意見

 長野市議会の公共施設の在り方調査研究特別委員会は7日、市有のボブスレー・リュージュ施設「スパイラル」の存廃問題について審議した。委員からは運営継続、休止のそれぞれを求める立場から意見が出た。8日からの総務、経済文教の各常任委員会でも議論される見通しだ。

 市側は、有識者らの検討委員会から2月、「冬季の製氷は『休止』とすることが妥当」との提言を受けたと報告。山本晴信氏(新友会)は、全市的に市有施設の延べ床面積の縮減を進めているため、提言を踏まえて「休止に向けた英断をすべきだ」と述べた。

 松井英雄氏(公明党)は、ナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点施設の指定を受けずに夏場のトレーニングに使う場合の影響を質問。市側は、トレーニング用のマシンはNTCの備品だとし、NTC指定について「国と協議する余地はある」と改めて説明した。

 池田清氏(改革ネット)は、加藤久雄市長が1月にスポーツ庁を訪ねた際、サッカーくじ(toto)の収益による施設改修への助成制度を紹介された経緯を挙げ、「(対応の検討の)最大限の努力のため、もう少し時間をかけてもいいのではないか」とした。

 佐藤久美子氏(共産党)は、自治体が五輪施設を維持していくのは財政面などで厳しいと指摘。「国に対し、スポーツを広げる役割からも責任を果たすべきだと求めてほしい」と要請した。

 市は、早ければ3月中にも対応を最終判断する。

(3月8日)

長野県のニュース(3月8日)