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御嶽海、三役で初の勝ち越し狙う

付け人力士と力比べのような動きをして調整する御嶽海(中央下)付け人力士と力比べのような動きをして調整する御嶽海(中央下)
 大相撲春場所は12日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で初日を迎える。東小結の御嶽海(本名・大道久司、木曽郡上松町出身、出羽海部屋)は2場所ぶり2度目の三役で、初めての三役勝ち越しを目標に掲げる。新横綱稀勢の里ら横綱、大関陣との4度目の総当たり戦が中心となる前半戦で、良い流れをつくれるかどうかが鍵を握る。

 場所前の稽古は同じ堺市に宿舎があり、遠藤ら関取5人を擁する追手風部屋への出稽古が中心だった。2、3、6日の3日間、申し合い稽古で計35番を取ったが、結果は12勝23敗といまひとつ。「立ち合いの踏み込みや出足がしっくりこない」と持ち味が影を潜めた。

 予定された7、8日の出稽古は、腰の張りを訴えて回避。宿舎で基本動作や兄弟子の胸を押すいつもの稽古で調整した。

 夜は近くの日帰り入浴施設に行き、疲労回復に努めた。体重を量ると161キロあり、1月の初場所前に計測した過去最高の158キロを超え、160キロ台に初めて乗った。

 三賞の技能賞に選出された初場所後に後援者との食事会が急増。2月に巨漢の幕内碧山と1日15番を計12日間取って体も鍛えられたためとみられるが、師匠の出羽海親方(元幕内小城乃花)から、体が重くなり過ぎるのは動きに悪影響が出ると助言を受けている。

 10日は2日目までの幕内取組が決まった。御嶽海は初日に先場所で破った西横綱の鶴竜(モンゴル出身、井筒部屋)、2日目に東前頭3枚目の松鳳山(福岡県出身、二所ノ関部屋)と当たる。

 「期待に応えられるよう、4度目の上位陣との総当たり戦でも勝てるようにしたい」。体の感覚を研ぎ澄ませ、足の運びの良さで勝ち星を狙う。

(3月11日)

長野県のニュース(3月11日)