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今夏のOMF、グラミー賞ピアニスト内田光子さん出演

 松本市で毎年夏に開くセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の実行委員会は10日、今年の開催計画を発表した。全11プログラム計18公演で、総監督の小澤征爾さんは、県内の小学6年生を招待する2公演を含め、3プログラム計6公演で指揮をする予定だ。米音楽界最高の栄誉とされる第59回グラミー賞を2月に受賞したロンドン在住の世界的ピアニスト内田光子さんと、ベートーベンのピアノ協奏曲第3番で協演する。

 内田さんは、1999年と2006年の2回、OMFの前身のサイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本に出演している。小澤さんとの協演は11年ぶりで、オーケストラコンサートのCプログラムで、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)と演奏する。

 オーケストラコンサートのAプログラムは、4年連続で客演指揮に招かれたファビオ・ルイージさんがマーラーの交響曲第9番を振る。Bプログラムは、小澤さんがベートーベンのレオノーレ序曲第3番、ナタリー・シュトゥッツマンさんがドボルザークの交響曲第7番をそれぞれ振る。

 オーケストラコンサートの3プログラムは、小澤さんの体への負担を抑えたり、本人の意向を踏まえたりした選曲という。

 今年は大規模なオペラ公演「グランド・オペラ」がないこともあり、実行委事務局は「オーケストラ公演を増やして充実させた」としている。

 オペラは、今年も引き続きラベルのオペラ「子どもと魔法」を小澤征爾音楽塾オーケストラの演奏で、県内の中学1年生と一般向けに公演する。室内楽のふれあいコンサートは、1月の特別公演で好評だったSKOメンバーらによるブラス・アンサンブルが出演する。

 開催期間は8月13日〜9月10日の29日間。チケットは6月3日に発売する。問い合わせは実行委事務局(電話0263・39・0001)へ。

(3月11日)

長野県のニュース(3月11日)