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「脱原発」訴えて歩く 飯田や松本 集会・デモ

軽トラックにスピーカーを載せ、リズムに合わせて脱原発を訴えたデモの参加者=飯田市軽トラックにスピーカーを載せ、リズムに合わせて脱原発を訴えたデモの参加者=飯田市
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から6年たったのを受け、県内で12日、脱原発を訴える集会やデモ行進があった。

 飯田市では、飯田下伊那地方の有志の実行委が、軽トラックにスピーカーを載せ、ダンスミュージックを流しながら訴える「サウンドデモ」を実施。100人余が太鼓やタンバリンなどを鳴らしながら脱原発を訴えて歩いた。

 スタート地点の北方公園では、市内在住のラッパー「SMOKEY&TAIRA」がライブを開催。SMOKEYさんはデモに招かれて初めて原発問題に関心を持ったといい「教えてもらった事を広げていきたい」と話した。2012年から毎週金曜朝につじ立ちを続ける「脱原発アクション☆飯田」の小林文隆さん(62)は「ほそぼそとだが今後も続けて行こう」と参加を呼び掛けた。上伊那郡中川村の曽我逸郎村長も参加した。

 松本市では、県内有志でつくるグループ「脱原発信州ネットワーク・松本」が集会やデモ行進を行い、約450人(主催者発表)が参加した。

 松本駅前での集会では「(放射性廃棄物などの)重大な負の遺産を、未来の世代に背負わせていいはずがない」などとする宣言を採択。同グループ代表で元高校長の西村忠彦さん(87)=松本市=は「福島の人たちの切実な思いをよく知りよく考え、世の中を変えていく精いっぱいの声を上げ続けたい」と訴えた。

(3月13日)

長野県のニュース(3月13日)