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空自機墜落死亡 国を提訴 中野の両親、長野地裁に

 鹿児島県鹿屋市の山中で昨年4月に航空自衛隊のU125飛行点検機が墜落し、隊員6人が死亡した事故で、死亡した隊員=当時(34)=の中野市に住む両親が13日までに、機長が山の標高を間違えて高度が不十分な飛行を続けたことが事故の原因として、国に2900万円余の損害賠償を求める訴訟を長野地裁に起こした。国は請求棄却を求める方針。

 訴状などによると、昨年4月6日午後2時半すぎ、U125が約10キロ離れた基地の装置から発信される電波の状況などを点検しながら飛行中、鹿屋市の御岳の山頂付近(標高約1千メートル)に墜落した。

 原告側は、機長が山の標高を間違えていることに副機長も気付かず、高度が不十分な飛行を続けたと主張。事故当時、対地接近警報装置は作動したが、「何ら適切な対応をしないまま操縦を続けた過失で事故を発生させた」としている。提訴は2月2日付。

(3月14日)

長野県のニュース(3月14日)