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諏訪の処分場経費を計上 湖周組合

 岡谷市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町でつくる湖周行政事務組合が諏訪市湖南の板沢地区に建設を予定する最終処分場計画を巡り、同組合が2017年度当初予算案に、16年度の実施を見送った測量や地質調査などの費用とともに、処分場の基本計画作成、一部用地の購入費など、計1億9800万円を計上することが16日分かった。23日の組合議会定例会に提出する。

 最終処分場計画に対し、予定地下流域の上伊那郡辰野町側は強く反発し、白紙撤回を求めている。組合事務局は調査費などの予算化について、「計画の白紙撤回は考えておらず、必要な調査であるため」と説明。一方で調査の時期は「辰野町側に理解を求めながら判断する」としている。

 17年度当初予算案に計上する関連経費の内訳は、基本計画作成4498万円、生活環境影響調査4195万円、地下水調査1600万円、土質調査1300万円、一部用地購入508万円など。

 16年度予算に盛っていた測量や地質調査などの関連経費3713万円を全額削除する補正予算案も定例会に提出する。

 組合は16年10月に建設予定地を公表し、今年1月に測量や地質調査を行う委託業者と契約した。しかし辰野町側の反発を受けて同月末に17年度以降に調査を先送りする方針を決定していた。

 計画を巡っては、辰野町区長会が2月、計画撤回や調査に着手しないよう求める意見書を加島範久町長に提出している。

(3月17日)

長野県のニュース(3月17日)