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陸上部でつなぐたすき 春の高校伊那駅伝 赤穂の男子出場

大会に向けて調整する赤穂高の選手=駒ケ根市大会に向けて調整する赤穂高の選手=駒ケ根市
 赤穂高校(駒ケ根市)の陸上部が、19日に伊那市で行われる「春の高校伊那駅伝」(市、信濃毎日新聞社などの実行委主催)の男子の部(6区間、42・195キロ)に3年ぶりに出場する。1999年以来の出場となった2013年と前回14年は、陸上部単独でチームが組めず、バスケットボール部やサッカー部から助っ人を得て、たすきをつないだ。今回は中距離の部員6人でチームが完成。粘り強く走り抜く構えだ。

 「僕たちはまだまだ未熟なチーム」。主将で1区を走る立花廉さん(17)=2年=はこう話す。駅伝を経験した先輩がおらず、長距離専門の指導者もいない中、立花さんを中心にチームを作り上げてきた。伊那北高、高遠高(ともに伊那市)との合同練習もこなした。

 オーダーは自分たちで話し合って決めた。ムードメーカーの杉山修己さん(17)=2年=はエース区間の2区を予定。「勝負を懸け、ばててしまったこともあるから、ペース配分が課題」と話す。

 3区以降は1年生で臨む。起伏の大きい3区は中学時代にサッカー部で脚力を鍛えた市村雅仁(まさと)さん(16)。最長の4区は小塩貫汰さん(16)で、「一緒に練習した伊那北には負けない」と闘志を燃やす。5区の米山諒さん(16)は「繰り上げにならないよう走りたい」、6区の宮下偉士(たけと)さん(16)は「限界を見極めず走り抜きたい」と意気込む。

 陸上部顧問の千葉亮教諭(43)は「久しぶりに陸上部だけでチームを結成でき、頑張ってきた生徒が力を発揮してくれたらうれしい」と見守る。

 現在のチームで初めて出場した昨年10月の県高校駅伝(大町市)は、男子の28チーム中26位に終わった。立花さんは今回、「全員で最後までたすきをつなぎ切ること」を目標に掲げている。

 今大会は男子が第40回の記念大会で女子は第33回。赤穂高はかつて、女子が2回優勝した経験がある。今回は出場しない女子の陸上部員は男子に声援を送り、来年は男女そろっての出場を目指す。

(3月17日)

長野県のニュース(3月17日)