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住民の力で国際会議誘致 白馬 スキー・スノボ指導者集合

国際会議で参加者に配る資料を袋に入れる八方地区の住民ら=16日国際会議で参加者に配る資料を袋に入れる八方地区の住民ら=16日
 世界14カ国のスキー、スノーボードの指導者約210人が集まる国際会議が19〜26日、北安曇郡白馬村の白馬八方尾根スキー場を主会場に開かれる。4年前にフランスで開かれた前回会議で八方地区の住民が立候補し、実現。住民主体で国際会議を誘致したのは同村で初めてという。開催を控えた16日は住民ら約20人が出席者への配布資料を準備し、「運営に携わることは地区の財産になるはず」と期待を語った。

 同会議は、日本を含む23カ国の指導者組織でつくる「国際スノースポーツ指導者連盟」の各国代表者が4年に1度集まり、ワークショップ(参加型講習会)などを通じて技術力、指導力の向上を図る。今年は13回目で、国内では1989年の志賀高原(下高井郡山ノ内町)に次いで2回目の開催となる。

 今回も期間中、スキー指導者らが各国の指導法をゲレンデで実演するワークショップなどがある。八方地区の住民は参加者の受け付けや会場の設営を担う。20日の開会式では、地元の日本アルプス白馬八方太鼓保存会が和太鼓の演奏で参加者を歓迎する。

 白馬八方尾根スキースクールの校長だった丸山徹也さん(54)ら八方地区の4人が、2013年にフランスで開催された前回会議に出席。次回開催地を検討する会合で立候補を表明し、丸山さんが海外から大勢の観光客が訪れる白馬村の魅力をPRした。他に立候補地はなく、開催が承認されたという。

 「旅館やホテルが多く、長野冬季五輪も経験した白馬は外国人の受け入れ態勢が整っている」と丸山さん。「今回の国際会議を成功させて、観光だけではない、地域に人を呼び込む方法として定着させたい」と話している。

(3月17日)

長野県のニュース(3月17日)