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スマホ 依存しないよう 公立高合格発表 進学機に購入多く

友達と手を取り合って合格を喜ぶ受験生。スマートフォンで早速、家族に報告する受験生も多かった=17日午前8時35分、伊那市山寺の伊那北高校友達と手を取り合って合格を喜ぶ受験生。スマートフォンで早速、家族に報告する受験生も多かった=17日午前8時35分、伊那市山寺の伊那北高校
 県内公立高校の2017年度後期選抜(一般入試)の合格者が17日発表され、高校進学を機にスマートフォンを使い始める生徒は少なくない。各校で合格者に尋ねると、友人と無料通信アプリLINE(ライン)で交流したい―といった声が上がった。スマホに依存し過ぎないために、使い方のルールを決めるという生徒も目立った。

 伊那市の伊那北高校では、合格発表を見に来た生徒がスマホを取り出し、ラインの連絡先を交換し合う姿もあった。合格した上伊那郡南箕輪村の堀井真柚子(まゆこ)さん(15)は、中学卒業に合わせてスマホを買ってもらい、「家族や友達とのラインが楽しみ」。ただ、午後9時以降は両親の見える場所にスマホを置いて使用しないと決めている。

 佐久市の佐久平総合技術高校に合格した同市の高見沢勇一さん(15)も、中学卒業祝いに両親からスマホを買ってもらった。「中学や高校でできる友達とラインで会話したい」と期待する半面、「ウイルスに感染したり、犯罪に巻き込まれたりするのは怖い」とも。母親と1日の使用時間帯を決めるつもりだといい、「依存しないように上手に利用していきたい」と話した。

 長野市の長野西高校に合格した矢嶌結衣さん(15)は、埴科郡坂城町の自宅から電車やバスを乗り継いで1時間15分ほどの通学となる。合唱班か演劇班に入ろうと考えており、「帰りが遅くなりそう」。これまで公衆電話以外に母親への連絡手段がなく、スマホを買ってラインなどを活用したいという。夜の使用時間制限や、部屋にこもって使わないといったルールを検討している。

 松本市の松本県ケ丘高校に合格した同市の三田匠吾さん(15)は、「自宅で食事中は触らない」というルール以外は決めていない。「ほかに趣味があれば、スマホばかりやらずに時間を有効に使える」と話し、和太鼓や絵などの趣味や研究職に就く夢に向けた勉強に打ち込むつもりだ。

(3月18日)

長野県のニュース(3月18日)