長野県のニュース

ドクターカー更新前倒し 県立こども病院、CF寄付好調

県立こども病院のドクターカー県立こども病院のドクターカー
 医師が治療をしながら患者を運べるドクターカーの更新を計画する県立こども病院(長野県安曇野市)は、新車両の導入時期を当初予定から7カ月早め、2018年3月に前倒しする方針を固めた。インターネットで賛同者から資金を集めるクラウドファンディング(CF)で国内最大級のサイト「Readyfor(レディーフォー)」を通じた寄付が好調で、4月にも車両購入の手続きに入れるめどが立ったためという。

 同サイトによる資金調達は2月14日に始め、4月20日までの目標金額を1500万円としたが、今月10日に達成した。1口3千円からの同サイトを通じた寄付はこれまでに約600件が寄せられている。こども病院で過去に治療を受けた本人やその親、長野にゆかりのある人や医療従事者、企業などが協力。病院には「これからも応援しています」などの激励の声も届いているという。

 医療機器導入を含めた更新費は5千万円の予定。子どもの高度医療を充実させる必要性をより多くの人に理解してほしいとの観点からCFを採用した経過もあり、目標金額をさらに1千万円上乗せし、今後も協力を呼び掛ける。

 他にも主に県民を対象としたサイト「県みらいベース」でも資金調達をしている。

 現車両の走行距離は約39万7千キロで老朽化が著しい。原田順和(よりかず)院長は「ドクターカーの役割や必要性を多くの人に知ってもらう取り組みを続けたい」と話している。問い合わせは病院事務部(電話0263・73・6700)へ。

(3月18日)

長野県のニュース(3月18日)