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アプリ開発会社 野沢北高生設立

自宅で愛用のパソコンを操作する福井さん=17日、佐久市自宅で愛用のパソコンを操作する福井さん=17日、佐久市
 佐久市の野沢北高校3年福井健一郎さん(18)=佐久市長土呂=が17日、アプリ開発などの合同会社「ザーズラック」を設立した。代表社員として1人で会社を運営し、ネット上の情報を収集、配信するアプリなどの開発に取り組んでいく。

 福井さんは、市浅間中学校の時にパソコン部に所属。小遣い稼ぎの方法として、スマートフォン向けにアプリを開発する方法があることを知った。それをきっかけに開発に興味を持った福井さん。漠然と「起業してみたい、社長になってみたい」と思うようになったという。

 そのためにパソコン部で基礎を学びつつ、野沢北高に入学後も研究を重ねた。同校2年の時には、知人の起業を手伝うこともあった。企業向けにアンケート結果を提供する会社で、福井さんはサイトを特設する仕事などを手伝った。

 ザーズラックでまず取り掛かるのは、ウェブサイト上の情報を政治や社会、芸能などの分野ごとに整理して表示する「キュレーション」アプリの開発だ。スマホ向けアプリは、公開・販売されているが、福井さんは「ニッチ(隙間)な分野で情報を扱うアプリは多くなく、ユーザーの要求に十分に応えていない」と指摘。需要があり利益が見込めるとみている。各分野の専門家や企業経営者などの講義を映像で配信するサービスも予定している。

 福井さんは4月から群馬大学社会情報学部(前橋市)に進学。社会現象を情報の視点から分析する「社会情報学」を学びながら、事業も継続する。「社会と情報のつながりに興味があった」とし、「情報や、講義で得られる知識を伝えることで(ユーザーの)心を動かしたい」と抱負を語った。

(3月18日)

長野県のニュース(3月18日)