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映画館ない南木曽町 大きなスクリーンで映画祭

映画を見に訪れた子どもや親子連れら映画を見に訪れた子どもや親子連れら
 木曽郡南木曽町で18日、「南木曽映画祭」が開かれた。町内に映画館がなく、映画を大きいスクリーンで見る機会が少ないことから、有志による実行委が企画。待ち望んでいた町内の子どもや親子連れらが、会場の南木曽会館を訪れ、SF映画「オデッセイ」など3作品を観賞した。

 映画祭は町制30周年を記念し1990年に開始。町の補助金を受けて有志による実行委が続けてきたが、町が他自治体と合併せずに自立するに当たり、経費削減で補助金を打ち切ったため、2006年3月でいったん休止した。2015年に県の地域発元気づくり支援金を受けて復活し、今回は町の補助を受けて開催にこぎ着けた。

 南木曽町の森林所有者でつくる林業研究クラブが推薦したドキュメンタリー映画「うみやまあひだ」の上映前、実行委員長の丸野晃さん(58)があいさつし「私も見たことがない映画で楽しみ」。ペットが巻き起こす騒動を描いたアニメ映画「ペット」には大勢の親子連れが訪れた。

 一家5人で「ペット」を見た主婦安田志帆さん(33)は「町内で上映してくれると、気軽に楽しむことができる」。南木曽小3年の西尾彩花(いろは)さん(9)は「面白かった。子どもが楽しめる映画を今後も続けてほしい」と話した。

(3月19日)

長野県のニュース(3月19日)