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山ノ内町北小学校で最後の卒業式と閉校式

卒業式でステージに立ち、心を込めて歌う6年生の(左から)荻原君、武村君、増山君、吉池君卒業式でステージに立ち、心を込めて歌う6年生の(左から)荻原君、武村君、増山君、吉池君
 児童数の減少に伴い3月末で閉校する下高井郡山ノ内町北小学校で18日、最後の卒業式があった。6年生4人が学生服で式に臨み、卒業証書を受け取った。卒業式後の閉校式には全校児童31人と教職員、住民らが出席。県北の山里で長い歴史を刻んだ学びやとの別れを惜しみつつ、思い出を胸にそれぞれの未来へと新たな一歩を踏み出した。

 卒業式では6年生4人が順番に卒業証書を受け取り、中学校に進む決意を述べた。

 荻原健太君(12)は「部活と勉強で大変になるけれど、しっかり頑張りたい」、武村勇飛(ゆうと)君(12)は「アルペンスキーを続け、勉強と両立させて夢に向かって頑張る」、増山大輝君(12)は「勉強と部活を頑張りたい」、吉池泰一(たいち)君(12)は「クロスカントリースキーを続けて1年生から全中に出たい」と、それぞれ力強く語った。

 6年生4人はステージに並んで母校、恩師、父母、住民への感謝を歌と言葉に込めた。児童らが斉唱する校歌は、温かな日が差し込む体育館に美しく響いた。

 町主催の閉校式では、竹節義孝町長が机の天板で作ったストラップを児童に贈った。校旗が町に返納され、佐々木正明教育長が閉校宣言した。

 同校は1877(明治10)年、「温知学校」として開校。今年4月に近隣の西小学校と統合する。

(3月19日)

長野県のニュース(3月19日)