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「東野大獅子」3代目 ずっしり獅子頭

3代目の獅子頭で早速、舞いも披露された3代目の獅子頭で早速、舞いも披露された
 飯田市東野地区住民でつくる「東野大獅子保存会」の3代目獅子頭が完成し、1日、市内でお披露目会があった。東野大獅子は飯田下伊那地方で盛んな「屋台獅子」の中でも最大級の大きさ。保存会員らは一抱え以上もある獅子頭の重みを確かめ、伝統を継ぐ心意気を新たにしていた。

 1980(昭和55)年に購入した2代目の傷みが進んだため新調。地元の職人の酒井孝さん(83)が依頼を受け、半年かけて手彫りした。

 材質はキリで、顔幅、高さともに2代目を上回る70センチほど。屋台獅子は、囃子(はやし)方が入った骨組みの胴体をほろで覆い、獅子頭を出して舞う飯伊地方特有の獅子舞で、中でも東野大獅子は全長25メートル、高さ4メートルほどにもなる。3代目の獅子頭はその大きさに見合った迫力だ。

 7年目に1度、市内で催される「飯田お練りまつり」の目玉の東野大獅子は昨年、長野市で開かれた第67回全国植樹祭の式典にも出演した。保存会長の平沢忠雄さん(65)は「東野大獅子の舞が全国に知れ渡るよう、会員のみんなに頑張ってもらいたい」と話していた。

(4月2日)

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