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ものづくり体感 「まちの工作室」 岡谷に8日オープン

工作スペースで打ち合わせをする元気さん(右)と泰子さん。壁にさまざまな工具が掛かっている工作スペースで打ち合わせをする元気さん(右)と泰子さん。壁にさまざまな工具が掛かっている
 3Dプリンターやレーザーカッターなど最先端のものづくり機器を利用できる「fab(ファブ)スペースhana_re(ハナレ)」が8日、長野県岡谷市山下町にオープンする。木材や紙を自由自在に加工できる機器を13台そろえ、ものづくりを身近に感じる「まちの工作室」を目指す。4月いっぱいは見学期間として、5月から本格的に運営する。

 診療所だった2階建ての建物の1階を工作スペースに改装し、大きな板を切る大型電動のこぎりなど本格的な機器を導入。画像データを取り込んで自動で刺しゅうができるデジタル刺しゅう機や、木材の表面を彫るレーザーカッターと木工CNC(コンピューター数値制御)旋盤、高速で動く工業用ミシンなどもある。

 開設するのは岡谷市内の建築事務所の関連会社「サイト・ドラマ」役員で山下町の浜元気さん(34)、デザイナーの泰子さん(33)夫婦。建築事務所で模型作りも担う元気さんが最先端機器に触れ、「多くの人と一緒に使い、『まずは物を作る』文化を広めたい」と思い立った。

 4月の見学会(無料、予約不要)は、金〜月曜日の午前11時からと午後2時からの各1時間を予定。2人が実演を交えて機械の使い方を説明する。参加者へのアンケートなどを参考に、利用できる時間や料金体系などを検討する。

 元気さんは「考えたり、試したりしてアイデアを形にしてほしい」。泰子さんは「『作る』ことを具体的にイメージできるような場所にしたい。仕上げた物を暮らしに取り込んでほしい」と期待している。問い合わせはハナレ(電話0266・75・1169)へ。

(4月6日)

長野県のニュース(4月6日)