長野県のニュース

清泉女学院大に「文化学科」 人間学部に来年度計画

 清泉女学院大(長野市上野)が、人間学部に文化学科の新設を計画していることが19日、分かった。2018年4月の設置を予定する。同大は現在、同学部心理コミュニケーション学科の1学部1学科で、文化学科の新設後も学部全体の定員80人は変更しない方針。5月末ごろに文部科学省に学科設置を届け出る。

 同大によると、文化学科ではさまざまな文化に対する知識を身に付けた上で、問題を解決する力や文化活動を企画、運営する能力を養う。卒業に必要な科目の履修で、学芸員の資格が取得できるようにする予定。同大は「衣食住や企業文化をはじめ、社会のあらゆる文化に対する専門知識を活用し、課題解決型の人材を育成したい」としている。

 文化学科の1学年の定員は32人。心理コミュニケーション学科は現在の80人から48人に減らす。同学科がある長野市上野のキャンパスを使う予定だ。

 同大は心理コミュニケーション学科の前身、文化心理学科の1学部1学科で03年に開学。県内の高校を卒業した多くの学生が県外に進学している現状を踏まえ、県内大学の選択肢の拡大や地域貢献などを目指して学科新設を計画していた。学芸員資格について同大は「県内には博物館や美術館が多く、優秀な人材の育成につなげたい」とする。

 同大によると、設置について既に文科省と事前相談を実施。分野を変更しないなど一定の要件に該当する場合、文科省の認可が必要ない「届け出」による設置が可能だと判断されたという。届け出が受理された後、正式に学生の募集を始める。

 同大は19年4月に看護学部新設も目指しており、「引き続き設置に向けて検討している」としている。

(4月20日)

長野県のニュース(4月20日)