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堀直虎の生涯、演劇で紹介 没後150年記念で

公募の市民も出演し、堀直虎の生涯を描いた演劇作品公募の市民も出演し、堀直虎の生涯を描いた演劇作品
 須坂藩の第13代藩主、堀直虎(1836~68年)の没後150年目を記念し、須坂市や関係団体などでつくる実行委員会は29日、直虎の生涯を描いた演劇作品「Straight Tiger 直虎」を市メセナホールで披露した。長野市のNPO法人「劇空間夢幻工房」のメンバーや公募で参加した市民ら計約80人が歌やダンスを交えて演じ、激動の幕末を生きた直虎の生涯を描いた。

 直虎は15代将軍徳川慶喜に対し鳥羽伏見の戦いで幕府軍が敗れた責任などを取るよう迫り、江戸城内で自害したとされる。出演者は慶喜に詰め寄る場面や、直虎が松代藩士の思想家佐久間象山らとの親交で見識を深め、藩政改革に取り組んだ様子などを演じた。

 約800人が来場。子どもが町娘役で出演した須坂市日滝のパート社員の女性(57)は「演劇の質が高かった。身近な歴史上の人物が題材なので取っ付きやすく、面白かった」。演出や脚本を手掛けた同NPO理事長の青木由里さん(55)は公演を通じて「地域の歴史を知り、地域を愛する心を育んでほしい」と話していた。

(4月30日)

長野県のニュース(4月30日)