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県、「御嶽山マイスター」制度で検討会議

 県は2日、御嶽山(長野・岐阜県境)の地元地域で火山防災の啓発活動に取り組む人材を「御嶽山マイスター(仮称)」に認定する制度に関する検討会議を設け、11日に初会合を開くと発表した。認定方法や行政・研究機関による活動支援態勢など、制度の詳細を詰め、本年度中の認定を目指す。

 2014年9月の御嶽山噴火災害を踏まえ、火山と共生する地域づくりに向けた具体策を考えた「県火山防災のあり方検討会」が今年2月にまとめた報告書に、制度創設を盛り込んでいた。地域住民や山岳ガイド、山小屋関係者らを認定し、行政や大学と連携して登山者や住民に情報発信する姿を想定している。

 検討会議には県のほか、木曽郡木曽町、王滝村、名古屋大の担当者らが加わる予定。名大は、大学院地震火山研究センターが6月、木曽町に研究拠点を設置予定で、マイスターの支援に協力する方針を示している。

 火山のマイスター制度は全国では、北海道の有珠山に先行事例がある。県内の他の火山への制度導入は「御嶽山での状況を見ながら検討することになる」(県危機管理防災課)としている。

(5月3日)

長野県のニュース(5月3日)