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愛知の女性5人、名古屋から売木まで100キロ完走

ゴール手前で手をつなぎ、100キロ完走を喜ぶ女性たち=4日、売木村ゴール手前で手をつなぎ、100キロ完走を喜ぶ女性たち=4日、売木村
 名古屋市の藤原美芽(みめ)さん(53)ら女性5人のランナーが4日、同市から下伊那郡売木村まで約100キロを約20時間30分かけて完走した。ゴール地点の村観光施設「うるぎふるさと館」では、村職員でウルトラマラソンランナーの重見高好さん(34)や村民ら10人ほどが出迎えた。高地環境を生かしたランニングによる地域振興を進める村は、さらに多くのランナーが訪れてほしいと願っている。

 午後1時ごろ、予定より30分ほど遅れて現れた藤原さんたちは、つないだ手を高く掲げてゴールした。「お疲れさま」と村民たちから拍手で出迎えられ、笑顔でハイタッチ。無事に100キロを走り終えた達成感からか、涙をにじませる女性もいた。

 2015年夏、マラソン合宿で初めて村を訪れた藤原さんは、山々に囲まれた自然環境や村民の優しさに引かれ、多いときは月3回村に訪れたこともあるという。ランナー仲間と車で訪れるうち、「せっかくだから自分の足で走ってみたい」と思い立った。

 昨夏、仲間を誘って村まで走った際は暑さが厳しく、今回はゴールデンウイークに行うことに。3日午後4時半に名古屋市営地下鉄東山線星ケ丘駅を出発。途中何度か休憩を挟みながら、夜通しで走ったという。愛知県あま市の中村悦子さん(35)は「後半はずっと足が痛かった。多くの人が出迎えてくれて感動した」と話していた。

 「うるぎ村」と書かれたTシャツを着た藤原さんを見て、重見さんは「走ることで売木村をPRしてくれている」と感謝。藤原さんは「来年以降も走ることができる限り続けたい」と意気込んでいる。

(5月5日)

長野県のニュース(5月5日)