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山林・下草火災多発に滑落も 3県のヘリ初活動

松本市の林野火災の現場で消火活動をする山梨県の消防防災ヘリ=5日午後4時39分松本市の林野火災の現場で消火活動をする山梨県の消防防災ヘリ=5日午後4時39分
 県内は5日、晴れて乾燥し、山林や下草の火災が相次いだ。いずれもけが人は確認されていない。長野県との相互応援協定に基づき、山梨県のヘリコプターが松本市の火災、静岡県のヘリが飯田市の火災にそれぞれ出動し、消火活動を実施。下高井郡山ノ内町で同日起きた滑落事故にも群馬県のヘリが出動し、男性1人を救助した。県危機管理部によると、3月の長野県消防防災ヘリ墜落事故後、他県のヘリが長野県内で消火や救助に当たったのは初めて。

 午後1時42分ごろ、松本市五常の山林で煙が見えると通行人から110番通報があった。4時間余で消えたが、竹林約2万平方メートルを焼いた。この火事で、松本広域消防局は午後3時すぎ、県消防防災航空センター(松本市)を通じてヘリの出動を要請。山梨県のヘリが空中から5回散水した。松本署は、たき火の火が燃え移ったとみて調べている。

 午後4時26分ごろ、飯田市南信濃南和田の山林から煙が出ていると119番通報があった。静岡県のヘリが6回散水するなどしたが、日没のため消火活動を中断した。飯田広域消防本部によると、鎮火には至っておらず、6日朝から活動を再開する。

 県内ではこの他、北佐久郡軽井沢町長倉の空き地で落ち葉など約618平方メートル、同郡立科町山部の畑で下草など約1025平方メートル、諏訪郡下諏訪町社の砥川右岸で下草約200平方メートル、上田市小泉の田ではぜ棒や下草約35平方メートルをそれぞれ焼く火事があった。

(5月6日)

長野県のニュース(5月6日)