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保安林指定解除に異議 住民ら意見書「不採用」

 リニア中央新幹線南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)の掘削に必要な下伊那郡大鹿村大河原・上蔵(わぞ)地区の保安林(257平方メートル)の指定解除に異議を申し立てていた住民らの意見書に関し、国から提出者に対して6日までに、意見書を不採用とする通知があった。

 この保安林は、JR東海の申請を受けて2月に県が解除予定を告示。保安林上部に位置する集落の土地の安定性が損なわれる―などとして、異議を唱える意見書100通以上が地元住民らから提出されていた。

 提出者の1人でリニアに反対する住民グループ「大鹿リニアを止める実行委員会」の宗像充代表(41)=上蔵地区=によると、「保安林の解除に直接の利害関係を有する者」とは認められない―とする農相名の書面が6日までに村内外の複数の提出者に届いた。

 村内では、釜沢地区の除山(のぞきやま)非常口(作業用トンネル坑口)で既に掘削が始まっている。JR東海はこの保安林の指定解除が確定し次第、上蔵地区の小渋川非常口でも掘削を始める意向を示している。

(5月7日)

長野県のニュース(5月7日)