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飯田の山林火災、消火活動続く

 飯田市南信濃南和田で5日午後に発生した山林火災は、4日目となった8日昼時点で鎮火に至っておらず、自衛隊のヘリコプターなどによる上空からの散水と、消防署員や消防団員らによる地上からの消火活動が続いている。飯田広域消防本部の関島弘文消防長によると、火は確認できず、白煙も収まりつつあるが、ヘリからの熱源探知では、まだ山林内で熱が確認できるという。

 同本部によると、現場は飯田市と下伊那郡泰阜村境にある戸倉(とくら)山(1167メートル)の尾根付近で焼損範囲は約7・5ヘクタール(速報値)。周辺に民家はなく人的被害は出ていない。

 8日は前日に続き、県から派遣要請を受けた自衛隊が大型輸送ヘリ4機などを出動させているほか、東京消防庁の防災ヘリ、埼玉県の防災ヘリ各1機が、上空からの消火活動、熱源の監視などに当たっている。

 同本部や県消防課によると、木の枝などが堆積した地中や立ち木の陰となる部分でくすぶった火に水が届きづらくなっているという。飯田署によると、出火原因は分かっていない。

(5月8日)

長野県のニュース(5月8日)