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別所線130万人を記念 鉄道模型が10年ぶり「出発」 上田

上田市役所で「運行」を再開した別所線の鉄道模型上田市役所で「運行」を再開した別所線の鉄道模型
 長野県上田市の上田電鉄別所線(上田―別所温泉11・6キロ)の2016年度輸送人員が15年ぶりに130万人台を回復したことを受け、別所線電車存続期成同盟会(事務局・上田市)は9日、市役所1階ロビーに展示している別所線の鉄道模型を一新し、車両を10年ぶりに走らせた。

 横120センチ、縦70センチほどの大きさの模型は、別所線が存続問題に揺れていた02年ごろ、市職員の嶋田浩一さん(50)が「市民に関心を持ってほしい」と私費で製作し、03年から展示している。沿線の塩田平をイメージした田園や駅舎、家並みを再現。Nゲージと呼ばれる模型でもともと車両を走行させられるが、管理の手間を省くため07年以降は走らせていなかった。

 今回の一新で、上田電鉄が近年導入した新型車両「さなだどりーむ号」「まるまどりーむ号」も新たに登場。市役所での用事の間に眺めていた市内の看護師田辺まきさん(65)は「初詣などで別所線を利用する。上田の風景として将来まで残るよう利用が進んでほしい」と話していた。

(5月10日)

長野県のニュース(5月10日)