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県内、GWの入り込み好調

大型連休中に松本城本丸庭園で行われた「古流砲術演武」。大勢の観光客が楽しんだ=4月29日大型連休中に松本城本丸庭園で行われた「古流砲術演武」。大勢の観光客が楽しんだ=4月29日
 県内観光地の大型連休(4月29日〜5月7日)中の入り込みは、前年を上回り好調だったところが目立った。平日を挟んで最長9連休になる曜日配列に加え、好天に恵まれたことが後押しし、ショッピング施設のほか、春スキーや登山などアウトドア関連の観光地が人気を集めた。

 軽井沢・プリンスショッピングプラザ(北佐久郡軽井沢町)の期間中の買い物客数は前年同期比9・3%増。売り上げは10・8%増と過去最高を記録し、中でも4日は1日単位の売り上げで最高となった。家族連れを中心に集客を図り、音楽やアニメキャラクターの催事を開催。広報担当者は「首都圏から大勢が訪れ、気温が上がって半袖やカットソーの衣服も好調だった」と話す。

 県内はおおむね好天で、アウトドアを楽しむ観光客が多く訪れた。白馬八方尾根スキー場(北安曇郡白馬村)には、春スキー客8037人、ほかに景色などを楽しむ観光客2664人が来場。昨季は雪不足でゲレンデを開放できたのは2日間のみだったが、今季は期間を通じて営業。リフトを運営する白馬観光開発(同)の松沢修営業部長は「例年並みを回復し、春スキーといえば白馬、八方というネームバリューを維持できた」と手応えを話す。

 北アルプス上高地(松本市)には前年同期比16・9%増の7万843人が訪れ、2〜5日は連日1万人を超えた。伊那リゾート(伊那市)が運営し、キノコ狩りなどを楽しめる観光型体験農園「きのこ王国」(同)は例年並みの約2千人の入り込みを維持。善光寺(長野市)には2・5%増の約33万3千人が訪れた。

 松本城(松本市)の来場者数は7・3%減の4万8374人。松本城管理事務所によると、市制施行記念日で無料開放される1日が平日だったことが影響したが、他の日は例年並み。来場者が最も多かったのは4日の6967人で、この日の天守入場は最大で3時間待ちとなった。

 昨年、NHK大河ドラマ「真田丸」効果でにぎわった真田氏歴史館(上田市)。放送終了の反動で前年と比べると7割減だったが、来館者数は例年よりは多かった。真田氏ゆかりの長野市松代地区でも、真田宝物館など関係施設の来訪者数が反動により前年から減少したが、善光寺御開帳があった一昨年よりも多いとし、同館は「一気に増えた前年からの反動減はあったが、PR効果は続いている」としている。

(5月11日)

長野県のニュース(5月11日)