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誤ってケシ販売、回収を呼び掛け 大町の化粧品製造会社

誤ってポピーとして販売し、回収しているケシ誤ってポピーとして販売し、回収しているケシ
 県薬事管理課は10日、大町市の化粧品製造会社「アルペンローゼ」があへん法で栽培が禁じられたケシを園芸用ポピーとして誤って販売し、8日から回収していると発表した。同社によると、4月22日に同社庭園で開いた販売会で苗38株を販売。10日までに購入者から6株を回収したが、32株が未回収という。

 同社によると、ケシは、昨年6月に英国の業者からインターネットを通じてポピーの種として購入し、市内の同社農場で栽培。苗124株のうち、庭園に植えたり農場に残したりした以外を販売した。

 庭園に植えられた苗を見た客から「違法なケシでは」と今月7日に指摘され、同社が8日に県大町保健福祉事務所に相談。県が同日、禁止されているソムニフェルム種の一種と確認した。英国では違法性がないが、国内の検疫所は通過できないという。同社にあった分は県が回収した。

 同社によると、現在は高さ50〜60センチになり、早いものは紫色の花が咲いている。主に大北地方の人が購入したとみられる。同社は「ご迷惑をおかけしおわびする」とし、返金の対応を取っている。問い合わせは同社(電話0261・21・1611)へ。

(5月11日)

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