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県「性被害防止」条例違反、初摘発の男性を略式起訴

 南信地方の18歳未満の少女を深夜に連れ出したとして、「県子どもを性被害から守るための条例」違反(深夜外出の制限)の疑いで書類送検された前橋市の専門学校生男性(21)について、佐久区検は10日までに、同罪で佐久簡裁に略式起訴した。佐久簡裁は同日までに罰金30万円の略式命令を出した。男性は、昨年11月に全面施行された同条例に基づき初めて摘発された2人のうちの1人。罰金はまだ納付されていない。

 同条例18条2項は、保護者の委託や同意、正当な理由がなく18歳未満を深夜(午後11時〜午前4時)に連れ出すなどの行為を禁じている。違反すると30万円以下の罰金を科される。書類送検は4月14日付、略式起訴は今月9日付。

 長野地検によると、男性は2月上旬の深夜、少女が18歳未満と知りながら誘い出し、南信地方のホテルで一緒に宿泊したとしている。保護者の委託や同意、正当な理由はなかったという。県警によると、少女はホテルを出た後、男性の車で北佐久郡軽井沢町のコンビニ店まで送られ、軽井沢署員に保護された。男性は県警の調べに対し、容疑を認めていた。

 同条例を巡っては、茨城県の地方公務員男性も、南信地方の別の少女を深夜に連れ出した疑いで同時に書類送検されている。

(5月11日)

長野県のニュース(5月11日)