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参加賞のオリジナル腕時計復活 40回目の信毎諏訪湖レガッタ

第40回信毎諏訪湖レガッタの出場者に贈る腕時計。後方は過去の大会で贈った主な腕時計第40回信毎諏訪湖レガッタの出場者に贈る腕時計。後方は過去の大会で贈った主な腕時計
 長野県諏訪郡下諏訪町で13、14日に行われる信毎諏訪湖レガッタ(下諏訪町、県ボート協会、信濃毎日新聞社主催)が40回目となるのを記念し、第20回大会から第30回大会まで選手、関係者全員に参加賞として贈っていたオリジナルの腕時計が復活する。ボート競技にちなむデザインの文字盤やベルトは毎回色が変わり、「スワッチ」と呼ばれて親しまれていたが、第31回以降は途絶えていた。参加賞とするほか、会場の同町漕艇場で両日、一般にも30〜40本を販売する。

 腕時計はクオーツを使い、外装はプラスチック、ベルトは塩化ビニールだ。過去の11本と同様に、県ボート協会副理事長の木下芳樹さん(53)=諏訪市=がデザインし、ボート経験者ならではのこだわりを詰め込んだ。

 文字盤はボート競技発祥の地イギリスのオックスフォード、ケンブリッジ両大学のスクールカラーの青。3本の針は白、ベルトは黒で合わせた。文字盤の数字に当たる部分は、水をかくオール先端のブレードをかたどっており、今回は近年普及している左右非対称の「ビッグブレード」の形状を採用した。「現代に合ったデザインに刷新した」という。

 腕時計を参加賞にしたのも木下さんの発案だ。セイコーエプソン(諏訪市)に入社後、同協会員として大会運営に関わり、「県外からの選手に精密業の諏訪を象徴する腕時計を贈りたい」と提案。自社のウオッチ事業部(当時)に製品化を掛け合ったという。

 木下さんは海外の有名ブランド時計を参考に図案を作成。中高生に喜んでもらおうと、当時中学生だった娘に意見を聞いてライトブルーやピンク色を採用した年もあった。

 木下さんは「諏訪湖のボートと諏訪の精密業を象徴する時計を組み合わせるのが何よりの楽しみ。第50回大会でも手掛けたい」と話している。一般販売用は1本1500円(税込み)。

(5月11日)

長野県のニュース(5月11日)