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浅川ダム展望広場が完成 長野で記念碑の除幕式

浅川ダム近くの展望広場内に設置された記念碑浅川ダム近くの展望広場内に設置された記念碑
 長野市の県営浅川ダム管理棟脇に「浅川ダム展望広場」が完成し、地域住民でつくる浅川治水対策委員会が10日、「竣工(しゅんこう)記念碑」の除幕式をした。住民ら約60人が出席。県内初の「穴あきダム」を観光面でも利用し、地域活性化につながるように願った。

 ダム上流部を一望できる広場は約千平方メートルで、あずまややトイレ、駐車場を備えている。市が2年ほどかけて整備し、事業費約5400万円の半分は県の補助金で賄った。

 市が広場の一角に設けた記念碑は高さ1メートル、幅1・8メートルほど。除幕式で対策委員長の北沢茂さん(84)は、実施計画調査が始まった1977(昭和52)年からの40年を振り返り、「下流の皆さんの生命、財産を守るとの思いで協力してきた。長い期間かかったが、完成を喜びたい」とあいさつ。広場については「地区の観光の中心として、ダムと共に末永く持続してほしい」と述べた。

 治水専用の浅川ダムは、通常時はダム下部の穴から水を流している。県は安全性確認のために水をためる「試験湛水(たんすい)」を経て3月に運用を開始。周辺の舗装工事などを行い、7月下旬ごろに本体の完成式を開く予定という。

(5月11日)

長野県のニュース(5月11日)