長野県のニュース

松本―台湾 交流の翼 4年ぶり国際チャーター便

台湾からのチャーター便で松本空港に到着し、歓迎を受ける観光客(右)=11日午後0時35分、松本市台湾からのチャーター便で松本空港に到着し、歓迎を受ける観光客(右)=11日午後0時35分、松本市
 県営松本空港(松本市)に11日、台湾からの観光客を乗せた国際チャーター便が到着し、県や松本、塩尻、安曇野各市の関係者ら約30人が空港ターミナルビルで乗客を出迎えた。県によると、台湾からチャーター便が到着するのは2013年2月以来。同日午後には松本市から台湾・高雄市への公式訪問団37人を含む86人が同じ機体を使ったチャーター便で高雄国際空港に向かう。

 中華航空(台湾)のチャーター便は台北の桃園国際空港を出発し、正午すぎに松本空港に到着した。入国手続きを終えた観光客ら81人が空港ロビーに姿を見せると、出迎えた人たちは横断幕を掲げ、小旗を振って歓迎。県のPRキャラクター「アルクマ」も駆け付け、握手に応じていた。観光客は15日まで松本市の国宝・松本城などを巡る計画。

 家族5人で訪れた頼柏成さん(35)は「大勢の歓迎を受けてうれしかった。松本城を見学するのが楽しみ」と笑顔でバスに乗り込んだ。

 松本、高雄両市は15年7月に覚書を結び、健康や福祉、教育分野で交流している。今回の松本市公式訪問団は、菅谷昭市長や中学生、健康づくりに取り組む市民らで構成。高雄で中学生同士が交流したり、健康に関する情報交換などをしたりする予定だ。台北も訪れ、15日に桃園国際空港から松本空港に帰る。

 菅谷市長は出発前の取材に「昨年、高雄市長と双方向でのチャーター便を運航しようと話したことがついに実現できてうれしい。松本空港の国際定期便就航を目指す取り組みの第一歩にしたい」と話した。

(5月11日)

長野県のニュース(5月11日)