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3月めどに再オープン アリオ松本閉店後の駅前ビル

改装して再オープンするビルの外観イメージ改装して再オープンするビルの外観イメージ
 セブン&アイ・ホールディングス(東京)が今秋閉店する松本市の商業施設「アリオ松本」が入るビルの所有者、アルピコ交通(松本市)は11日、同ビルを観光商業施設として来年3月をめどに再オープンすると明らかにした。商業施設コンサルティング会社のやまき(東京)に、施設の構想づくりとテナント誘致を委託。松本駅前のバスターミナルビルという立地を生かし、再生を目指す。

 アルピコ交通の古田龍治(たつじ)社長とやまきの山下修平代表が同日、松本市内で記者会見した。古田社長は、やまきを委託先に選んだ理由を「30年間で120件余の商業ビル再生を手掛けた実績がある」と説明。山下代表は「訪日客を含む観光客を取り込みながら、地元の生活者が安心して毎日来店できる地域密着型の施設にしたい」と抱負を述べた。

 アリオ松本が入る「松本ターミナルビル」は地上7階地下1階。現在は総合スーパー「イトーヨーカドー松本店」を核店舗とするアリオが地上6階から地下1階で営業し、7階の飲食店街はアルピコ交通が各店に直接貸している。アリオの閉店方針が明らかになった2月下旬、アルピコ交通は商業ビルとして存続させる意向を示していた。

 やまきの構想によると、施設を貫くキーワードに「旅」を掲げ、「食の旅」「健康の旅」「趣味の旅」といったテーマに沿ってテナントを集める。衣料品、家電、インテリア、楽器、CD、アニメ、スポーツ、アウトドアといったテナントの誘致を予定。地下には食品スーパー、フードコート、土産店を入れる。

 ビルは築後40年近く経過しているが、アルピコ交通はアリオが撤退する今秋以降、内装、外装に手を加えた上で再オープンする予定。改装工事の具体的な内容は未定だが、7階の飲食店街は「アリオの閉店から再オープンまでの改装期間中も営業を継続する」(総務部)としている。アルピコ交通は再オープン後の管理運営もやまきに任せる。

(5月12日)

長野県のニュース(5月12日)