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信州人、年を取っても日本一の働き者

 信州人は年を取っても日本一働き者―。2015年国勢調査の「就業状態等基本集計」の結果で、県内の65歳以上の高齢者の就業率が都道府県別で最も高い28・7%だったことが12日、県のまとめで分かった。10年の前回調査も1位で2・0ポイント上昇した。県内の女性(15歳以上)の就業率は1・1ポイント上昇し50・6%。全国順位も前回の3位から2位に上がった。

 15歳以上の県民全体の就業率は59・0%。全国トップだった前回に比べ0・1ポイント上昇したが、順位は福井県(59・2%)に次ぐ2位となった。福井県は女性も51・7%で全国1位。

 長野県のまとめによると、15年10月時点の県内の高齢者は62万6085人で、このうち就業者は17万9678人。高齢者の就業率の全国平均は22・5%で、山梨県(27・0%)、島根県(25・6%)などが長野県に続いた。

 高齢者を含む県民の就業率の高さについて、県情報政策課は「中小規模の農家戸数が多く、高齢になっても働く人が多い」とみる。女性の就業率上昇は、出産、子育て期の女性が職場にとどまる例が増えており「産休・育休の制度の充実などが要因ではないか」と分析する。

 一方、就業者の産業別割合は、男性は「製造業」が25・1%で最も多く、「卸売業・小売業」(12・3%)、「建設業」(11・5%)と続いた。女性は「医療・福祉」が最多の21・0%で、「卸売業・小売業」(16・2%)、「製造業」(15・6%)の順だった。

(5月13日)

長野県のニュース(5月13日)