長野県のニュース

ギャンブル依存症対策強化、基本法案まとまる

 パチンコ、競馬などのギャンブル依存症の対策を強化する基本法案を検討してきた自民、公明両党の与党ワーキングチーム(WT)は16日、法案をまとめた。国に基本計画策定を義務づけ、依存症の人や家族らの意見を反映させることなどが柱。今国会に議員立法で提出、成立を目指す。

 カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法の施行を踏まえた対応。野党にも賛同を呼び掛ける。

 法案では「ギャンブル等依存症」を、公営競技、パチンコなどにのめり込むことで日常生活や社会生活に支障が生じている状態―と定義。多重債務や貧困、自殺、犯罪などにも密接に関連していると指摘した。その上で、発症、進行、再発の各段階に応じた防止や回復の対策を実施。アルコール、薬物などの依存症対策とも連携を図る。

 内閣には、官房長官を本部長とする「推進本部」を設置し、基本計画を策定。この際、依存症の人や家族、事業者らの意見を聞く。都道府県には推進計画策定を努力義務とした。計画は実態調査を踏まえ見直していく。

 国と地方の施策として、事業者の自主的な取り組みを尊重しつつ、広告や宣伝、施設への入場管理(入場制限)などで予防を図る。

(5月17日)

長野県のニュース(5月17日)