長野県のニュース

ひなもふんもキャッチ 根羽の複合施設にツバメ守る傘の列

「ネバーランド」でツバメの保護とふん対策のためにぶら下げたビニール傘「ネバーランド」でツバメの保護とふん対策のためにぶら下げたビニール傘
 長野県下伊那郡根羽村の複合観光施設「ネバーランド」の玄関口通路に、逆さに開いたビニール傘が9本ぶら下がっている。支配人の菅沼律雄さん(63)が、ツバメのひなやふんが通路に落ちるのを防ぐため設けた。今は親鳥が交互に卵を温め合う姿が見られる。

 2年前に始めた当初は、色とりどりの方がにぎやかだろうと赤や青などの布製の傘を取り付けたが、巣からひなの1羽が傘に落ちたことに巣立ち後まで気付けなかった。昨年からは無色透明のビニール傘にしている。

 傘にひなが落ちた場合は、人間のにおいがつかないように軍手をして巣に戻す。「巣が小さく、他のひなが落ちちゃいそうで大変」と菅沼さん。巣立ちの時、すぐに飛び出すひなもいれば、なかなか飛び立てないひなもいるといい、「それぞれ個性があって面白いですよ」と、成長を楽しみに見守っている。

(5月20日)

長野県のニュース(5月20日)