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「万治の恵み」根を張る交流 下諏訪町外の人も田植え体験

万治の石仏の脇で、元気に育つよう願って田植えをする参加者万治の石仏の脇で、元気に育つよう願って田植えをする参加者
 長野県諏訪郡下諏訪町の諏訪大社下社春宮近くにある町文化財「万治の石仏」脇の水田で19日、田植えが行われた。ボランティア3人や町、観光協会の職員計13人が作業。観光客に見守られながら、横一列に並んで1束ずつ丁寧に植えた。田植えは、観光地として人気が高まった石仏周辺の景観を整えようと1996年に始まり、22回目。

 石仏がある場所は日照時間が短く、砥川から引く水が冷たい。稲が丈夫に育つように苗は4、5本束ねて植えた。深く植えると苗が腐るといい、参加者は注意しながら、約200平方メートルの水田に等間隔に植えた。

 昨年11月ごろから6回ほど下諏訪町を訪れているという川崎市の吉田朗子(あきこ)さん(27)も田植えに参加。「地域の人と関われる良い機会なので、外から来た人にも体験してほしい。収穫時にも参加したい」と話していた。

 10月下旬に収穫するコメは、「万治の恵み」と名付けて地元の旅館やイベントで配布する予定だ。

(5月20日)

長野県のニュース(5月20日)