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北京五輪「銅」の塚原さん、ラストラン

県内の現役選手と走った引退レースで力走する塚原直貴さん(右)=11日、長野市営陸上競技場県内の現役選手と走った引退レースで力走する塚原直貴さん(右)=11日、長野市営陸上競技場
 2008年北京五輪陸上男子400メートルリレーの銅メダリスト、塚原直貴さん(32)=富士通・岡谷市出身=の引退セレモニーが11日、長野市営陸上競技場であり、県内の一般選手や中高生と走る100メートルのラストランを11秒00で飾った。ファンや競技関係者ら約2300人が、日本陸上界の歴史に名を刻んだスプリンターを拍手でねぎらった。

 長野陸上競技協会が主催し、陸上日本選手権混成競技の合間に行われた。昨年11月の引退表明から7カ月たっても野性味あふれる走りは健在。両腕を広げながら先頭でゴールを駆け抜け、笑顔で観客席の声援に応えた。

 富士通陸上部の福嶋正監督(52)=大町市出身、東海大諏訪高校(茅野市)陸上部の北沢忠弘監督(60)ら恩師が「これからも陸上界のために頑張ってほしい」と激励。塚原さんは「日本にも(男子100メートルで)9秒台を狙える逸材がいる。その礎を築いた自負を持ちつつ、今後は違った形で日本陸上界を盛り上げたい」とあいさつした。

 塚原さんは、06〜08年に日本選手権男子100メートルを3連覇し、自己ベストの10秒09は日本歴代9位。現在は富士通の陸上部などをサポートしながら、競技普及イベントや講演活動を行っている。

(6月13日)

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