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炭焼き窯 自分たちで新しく 佐久・望月の住民らの会

新しい炭焼き窯を造るため、積んだ石の隙間に赤土を塗り込んで補強する会員たち新しい炭焼き窯を造るため、積んだ石の隙間に赤土を塗り込んで補強する会員たち
 佐久市望月地域の住民らでつくる「里山を守る春日すみ焼きの会」が18日、同市春日で炭焼き窯造りに取り組んだ。同会が発足以来使ってきた窯は、土地の賃貸契約が切れて取り壊したため、新調しようと今月初めから作業を続けてきた。この日、会員たちは周囲に石を積んで補強し、新しい窯をほぼ完成させた。

 同会は2007年、地元にあった間伐の習慣や炭焼きの伝統を残し、里山を守ろうと発足。会長の竹花秋雄さん(66)=佐久市春日=が呼び掛け、現在は男性23人の会員がいる。新しい窯は、この日までに内部などが完成していた。

 作業には会員15人が参加。手のひら程度からラグビーボール大までの石を周囲に積み重ね、隙間に赤土を塗り固めて補強していった。窯は幅1・2メートル、奥行き2・4メートルほどで、今後、雨風を遮る屋根などを取り付けて7月に仕上げる予定という。

 完成後は、伐採したナラなどを材料に白炭を作り、道の駅などで販売して活動費に充てる。炭焼きは11月下旬ごろから来年3月にかけて20回予定しており、竹花さんは「火の回り具合や炭の出来栄えが楽しみ」と期待していた。

(6月19日)

長野県のニュース(6月19日)