長野県のニュース

地震や土砂災害に注意 木曽・王滝 斜面ひび割れ

 気象庁によると、木曽郡木曽町と王滝村で25日に震度5強を観測して以降続く県南部を震源とする地震は、震度1以上が27日午前1時までに計44回に上った。日別では、25日は最大震度4を2回含む31回だったが、26日は13回に減少した。同庁地震津波監視課は「徐々に落ち着く傾向」としつつ、今後1週間は最大震度5強程度の地震の可能性があるとして注意を呼び掛けている。

 県は26日午後、県庁で県警戒対策本部員会議を開き、被害状況を各担当部署が報告した。砂防課によると、木曽町三岳屋敷野の斜面で幅4センチのひび割れを発見。がけ崩れにつながる恐れもあり、町が応急対策としてブルーシートを張り、警戒している。

 路面亀裂で全面通行止めだった県道開田三岳福島線は午後2時から、一部の片側交互通行を残して開通。木曽町の黒川渡ダムと黒沢里宮間で折り返し運転をしていた町営バス「木曽温泉線」は、27日は迂回して小奥下まで運行する見通しとなった。

 スプリンクラーが漏水する被害が出た県立木曽病院(木曽町)は、中止していた新規の入院患者と救急搬送の受け入れを26日に再開した。

 県の同日午後3時半のまとめによると、住宅被害は一部損壊が木曽町18棟、上松町3棟、王滝村1棟。

 27日は、梅雨前線が日本の南に停滞する影響で、県南部は所により夜、雨が降るとみられ、28日も一時雨の予報。長野地方気象台は地震で地盤がもろくなっている可能性もあるとして、土砂災害に注意を呼びかけている。

(6月27日)

長野県のニュース(6月27日)