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来て見て、信州の夏 3カ月の大型誘客事業開幕

長野市民合唱団コールアカデミーの爽やかな歌声で始まった信州DCのオープニングイベント=1日午前11時10分、長野市のJR長野駅長野市民合唱団コールアカデミーの爽やかな歌声で始まった信州DCのオープニングイベント=1日午前11時10分、長野市のJR長野駅
 JR各社や県内の自治体が3カ月にわたって展開する大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」が1日、開幕した。初日は長野、松本など県内20余りの駅を中心にオープニングイベントを開催。県内はこの日、各地で強い雨が降るあいにくの空模様だったが、関係者は「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」をキャッチフレーズに夏の観光客をもてなす意気込みを共有した。

 長野市の長野駅在来線改札口前広場で午前11時から開いたセレモニーには、阿部守一知事、JR東日本の川野辺修副社長、JR東海の長田豊副社長らが出席。長野市民合唱団コールアカデミーによる、県歌「信濃の国」などの熱唱で始まった。

 阿部知事は「再び信州に来たいと思ってもらえるようなキャンペーンにしたい」とあいさつ。北陸新幹線(長野経由)の改札口で「ようこそ信州へ」と書かれた横断幕を掲げたり拍手を送ったりする「お出迎えイベント」では、早速降り立った客を歓迎した。

 松本市の松本駅改札前では午前9時すぎ、市内の松本第一高校の生徒による吹奏楽の演奏でセレモニーがスタート。北島喜美雄駅長やミス松本の北沢清香さんら7人が「エイエイオー」と声を上げ、キャンペーンの成功を願った。北島駅長は「山をはじめとする自然や国宝の松本城、食など、全てを楽しんでもらいたい」と話した。

 信州DCは2010年10〜12月以来、7年ぶり5回目。山岳観光シーズンに合わせた夏季のみの展開は初めて。「癒やし」「アウトドア」「歴史・文化」「食」の4テーマごとに、信州の魅力を実感できる旅を提案する。

 期間中、JRをはじめ鉄道各社は県内で、さまざまな臨時のイベント列車を運行する。「天空にいちばん近い列車」がコンセプトの小海線の観光列車、ソムリエがサービスする大糸線の「信州ワイントレイン」などが走る。

 県は、期間中の延べ宿泊者について、前年同期比10%増の672万人を上回ることを目標に掲げている。

(7月1日)

長野県のニュース(7月1日)