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白馬の国道406号、土砂崩落で通行止め

道路脇の柵を越えて土砂が流れ込んだ国道406号=3日午前9時31分、北安曇郡白馬村北城道路脇の柵を越えて土砂が流れ込んだ国道406号=3日午前9時31分、北安曇郡白馬村北城
 3日午前の県内は、北陸地方から東北地方南部に停滞する梅雨前線や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、北部を中心に所によりやや強い雨が降った。北安曇郡白馬村では、土砂崩落で国道406号が全面通行止めになった。JR大糸線のダイヤも大幅に乱れた。

 長野地方気象台と県が白馬村と同郡小谷村に出していた土砂災害警戒情報は、午前中に解除された。ただ、県北部では3日夜も雨が降る所があり、引き続き土砂災害に警戒を呼び掛けている。

 白馬村では午前1時すぎ、国道406号が土砂崩落で通れなくなっていると通行人から大町署に通報があった。現場は白馬みねかたスキー場の近く。県大町建設事務所によると、道路脇の斜面が約40メートルにわたって崩れ、土砂が柵を越えて路上に流れ込んだ。けが人はいない。

 同事務所は、同村大出から堀田の区間を全面通行止めにした。迂回(うかい)路はない。土砂の撤去作業が続いており、3日正午時点で「開通の見通しは未定」という。

 JR東日本長野支社によると、雨の影響で、JR大糸線は南小谷―白馬間で、3日の始発から正午前まで運転を見合わせた。上下線で普通7本と特急1本が区間運休し、約100人に影響が出た。

 降り始めの6月30日午前0時から3日午前11時までの総降水量(アメダス速報値)は、多い所で白馬324・5ミリ、小谷250・5ミリ、松本市上高地237・5ミリなど。日本気象協会長野支店によると、白馬の雨量は、土石流が起きた1995年7月の小谷豪雨で2日間に記録した390ミリに迫る。

 同気象台によると、4日は引き続き梅雨前線や暖かく湿った空気の影響で曇り、北部では朝から、中南部では昼前から次第に雨となる見込み。大北地域では昼前まで雷を伴い激しく降る所がある。同日正午までの24時間降水量は、多い所で北部150ミリ、中部70ミリ、南部50ミリの予想。

(7月3日)

長野県のニュース(7月3日)