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県内大雨 長野市、3987世帯に避難勧告

増水した長野市の裾花川=4日午後1時18分増水した長野市の裾花川=4日午後1時18分
 県内は4日午前、台風3号や台風からの湿った空気で活発化した梅雨前線の影響で広い範囲で雨となり、県北部を中心にやや強く降った。長野市は4日午前11時10分、災害対策本部を設置。午後0時35分、これまでに降り続いた雨により土砂災害が発生する危険性が高まっているとして、安茂里、七二会、中条の3地区の一部計3987世帯の9463人に避難勧告を出した。

 また北安曇郡小谷村は4日午前11時半、同郡白馬村は午後1時、それぞれ災害警戒本部を立ち上げた。小谷村は村内全域、白馬村は6地区を対象に避難準備情報を出した。お年寄りや子どもがいる世帯に対し、早めに避難の準備をするよう呼び掛けている。小谷村は小学校や道の駅など八つの指定避難所を設置。白馬村は「今後の台風の影響を加味して対応を検討する」としている。

 長野地方気象台と県は同日、雨の影響で地盤が緩んでいるとして、長野市長野地域、大町市、白馬村、小谷村に土砂災害警戒情報を出した。

 JR東日本長野支社によると、大糸線は南小谷―白馬間で同日の始発から運転を見合わせた。正午までに上下合わせ普通7本が同区間、下り特急1本が南小谷―信濃大町間で運休。正午前には、運休区間を南小谷―信濃大町間に広げた。JR西日本金沢支社によると、同線の糸魚川―南小谷間では上下合わせ普通4本を運休した。

 松本市では県道白骨温泉線で雨量が規制値に達し、国道158号の分岐から白骨温泉までの約3・8キロで4日午前9時半から通行止めとなった。国道406号は、3日に長野市鬼無里日影の付近の沢で土砂流出が確認されたため、鬼無里日影―上水内郡小川村間が全面通行止めとなった。

 降り始めの6月30日から4日午後1時までの総降水量(アメダス速報値)は、多い所で白馬441・5ミリ、松本市上高地342・5ミリ、小谷313・5ミリ、長野市鬼無里242・0ミリなど。

 同気象台によると、5日は引き続き湿った空気や台風3号の影響を受け、前線は次第に南下する見込み。北中部は曇り後晴れ、南部は雨で昼前から曇りとなり、次第に晴れる。5日正午までの24時間降水量は、多い所で北部120ミリ、中南部80ミリと予想している。

(7月4日)

長野県のニュース(7月4日)

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