長野県のニュース

百条委設置の陳情「継続審査」 大北森林組合事件で県会委

 大北森林組合(大町市)の補助金不正受給事件を巡り、県会農政林務委員会(鈴木清委員長)は5日、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設けて事件を徹底解明するよう県会に求めた2件の陳情を、いずれも「継続審査」とした。

 継続審査としたのは、県労連や県民医連などでつくる「日本と信州の明日をひらく県民懇話会」(県革新懇)が今定例会に提出した陳情と、上水内郡飯綱町議会が昨年9月定例会に提出した陳情。同町議会の陳情が継続審査となるのはこれで4回目となる。

 採決を前に、高村京子委員(共産党、上田市・小県郡)は「(事件に関する)説明がなく、県民には検証されていないという思いがある。百条委を設置して審議を深めるのが県議会としての責務だ」と主張。今井敦委員(自民党、茅野市・諏訪郡富士見町・原村)は、組合関係者の参考人招致など農政林務委がこれまで審議してきた経緯に触れ、「(農政林務委で)真相究明に向けて議論を進めてきている。本年度も責任を持って真相究明すべきだ」と述べた。

 委員長を除く8人の採決で、6人が継続審査に賛成。共産党県議団の委員2人は「採択」を主張した。

(7月6日)

長野県のニュース(7月6日)